三味線は、猫や犬の皮を楽器とし、時には、ヘビなどのエキゾチックレザーを使用することもあるそうです。
近年は、合成革を使用した三味線なども多く使用されているようですが、和太鼓などの合成皮の使用などを含めていくと、今後はフェイクレザーと呼ばれる「合皮」が、リアルレザーの台頭となる未来もくるかもしれません。
動物たちの皮を使用するレザー製品は、動物愛護の観点から禁止すべきであるというような運動もみられますが、古来から、人々の生活はレザーとともにある事は事実であるのです。動物たちの皮を利用する生活スタイルを残酷とし禁止していく事は、いったいどのような未来へと繋がっていくのでしょうか。
万が一、皆さんが、自分自身で、レザー製品を自作しようとなると、まず、動物たちを狩り、生肉と皮に分解し、自らの手で動物たちを殺め、生命を頂く事から始ります。皆さんは、目の前の生命のある動物たちのレザーを、自分の都合上で、利用する事はできるのでしょうか。